2018年 05月 30日
ぽち子や
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カメのぽち子の悲劇から2年が過ぎた。
ずっと元気がなかったぽち子が見るからに苦しそうな様子になったのが一昨年前の5月の末だった。
あのときの逃げ場の無い苦しさの記憶は薄れてきているものの、
当時の手帖に書き留めた記録を読むとあのときの痛みが蘇る。
ぽち子が生きていたらと思う。
ぽち子が生きていても、私の人生や生活が特別豊かになった訳ではない。
私の人生を写真に撮ったとしたら、
庭で黙って草をはんでいるカメが私の背景に小さく写っているか写っていないか。
わかりにくい間違い探しくらいの違いだ。
私の人生はぽち子がいようといまいと全然変わらないはず。
しかし、幸福とはそういう本当にどうでもいいような所にあったりする。と思うようになったできごとの1つがぽち子の喪失だった。
by fjefje
| 2018-05-30 15:58
| ペット
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